不妊治療で応用するPRP療法

着床前診断をやめてから、受精卵7個貯めました。

しかし内膜が毎月薄く、移植4回キャンセル。

病院では採卵周期でもないのに、HMG投与を投与することで内膜を厚くするように仕向けてくれたり、いろいろ考えてくれましたが、

やはり排卵日を過ぎると薄っぺらくなります。

さすがに6ヶ月キャンセルが続くのはひどいと思い、

山王病院へPRPについて伺いに予約を取りました。

幸い私は山王病院の血液内科にかかっていたため、

電話で診察券番号を言うと、一週間後にリプロダクションの予約を取ることができました。

診察券持ってなかったらどれくらい時間かかったんだろう。。。

PRPを臨床で担当しているのは、医師お一人だけらしく、

その先生から概要を聞きました。

●厚くなっても1−2ミリ程度

●2、3周期有効

まあこれくらい聴けば十分です。

その後、次の生理がきて、生理10日目を確認すると、

ちょうどお休みだったので、予約をとって行ってきました。

まず予約時間ちょうどに呼び出しがあり、採血に呼ばれます。

20CC採血です。

試験管太い。。。恐怖。。

血液は培養室へ運ばれていきました。

1時間ほどして呼び出しがあり、無事に血漿が完成しました。

参考情報ですが、2日ほど前からは脂の多い食事を控えないと、

せっかく採取した血液が固まってしまうことがあるそうです。

【子宮内へ注入】

いざ、カテーテルで子宮内へ血漿を注入。

ものの3分ほどでした。

さて排卵日までにどれくらい厚くなるでしょうか・・・。

日々の生活

もちろん、良い卵子のためにマウス実験で得られた成果だけを見るのは、

「血液検査」でも書いたように側面的な話だと思います。

 

体外受精クリニックでの主治医に、サプリメントについて聞いたところ

現状エビデンスのないものは勧めないし、

ご自身でどうぞって話でした。

ただ今のところサプリを摂取し続けて体にマイナスの症状が出てきたこともなく、

夫との朝のジョギングもだいぶ定例化してきました。

ミトコンドリアを脳に描きながら走っています。

 

あとは空腹時間を設けることがミトコンドリアに良いとLIFESPANに

書かれていますが、

お腹がすくとどうもつまみ食いをしてしまうのがやめられません。

職場はコロナ感染防止のため、作業場所は飲食禁止となっています。

それにも関わらず、廊下でカロリーメイト食べずにいられないんですわー。

 

空腹が快感になる方法、モデルさんたちに聞きたいです。

サプリメント

出産できる受精卵を作るために、卵子の改善を目標に日々過ごしています。

加齢に伴う染色体異常の増加はそう減らないようですが、

成熟卵になる際、分裂さえ上手くいけば染色体はきれいに分かれてくれるようです。

 

良い成熟卵になる過程は

「未成熟な卵母細胞が細胞分裂を2度繰り返し、

最終段階である成熟卵に母親の染色体のコピーが1組だけ残るようにする、減数分裂が上手く行くこと」

出典 LIFE SPAN デビッド・A・シンクレア

 

です。

 

更に、高齢のマウス実験では

減数分裂の際に2本の染色体が1本ずつきれいに分かれず、娘細胞に不均等に配分されてしまう」ため、「高齢マウスの卵子は使い物にならない」そうです。

出典 LIFE SPAN デビッド・A・シンクレア

 

細胞質内のSIRT2酵素の働きを強めることで、高齢マウスの卵子も、減数分裂が上手く行くようです。

 

酵素の働きを強める成分が、

レスベラトロール

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド

で、

これは米国のGMP認証のあるサプリメントを購入して、

3ヶ月ほど飲んでいます。

 

2月は久々の採卵なので

減数分裂優秀にした卵子に出会えるのか

楽しみです。

 

血液検査 その2

前回の記事で、

良い先生を知っている方のご尽力のもと、血液内科の先生を紹介していただきました。

外来は依頼があるときだけ行い、普段は検査・研究を行っている血液内科の専門の先生です。

 

と書き出して、この先生に行き着くまで書こうとしたんですが、

息切れしてパブリッシュしてしまいました。

 

2020年4月には一段落していた不育症の検査結果ですが、

しっかり解決しなきゃ!と思ったのは10月に行った、会社での健康診断結果を受けてです。

 

赤血球の数値が低く、再検査との結果が返ってきました。

健康診断を受けたクリニックではなく、血液内科のある病院を探して、

山王病院に行くことにしました。

 

山王病院で赤血球を検査した時の値は正常。

他の検査で血液が凝固するまでの時間が少し速いため、検査する際の血液が固まり、

赤血球数が少なくなったのでしょう、と言うことで、赤血球の問題はクリアとしました。

 

先生がとても優しい方で、

「ところで、不育症の検査結果について、何も処置できないと言われて困っているのですが・・・」

と半年以上前の検査結果を持って切り出したところ、検査を更に追加していただき、APTT、PTT・・あと色々おっしゃってましたが理解できなくて忘れた項目複数といった検査をしてもらえることになりました。

その上で、

「凝固専門の医師を紹介します」とのことで、

済生会へ行くことになりました。

 

はい、次

 

済生会病院にて

 

凝固に詳しいと言う先生にお会いしました。

ここで初めて、血液とは何かと言うスタートを切れたような気がします。

 

Ⅻ因子が、フィブリンとなるまでどのような働きをしているのかを説明していただきました。

血液検査で見るものは、タンパク質と細胞に分けられているため、

細胞に関する「活性」について追加の検査もしましょうとのこと。

 

妊娠時に投薬をするかどうかは、

血液からくる自分の体質を医師に正確に知っておいてもらうこと、

その上で適切な治療ができると言うことですね。

こちらも安心感が違います。

 

不育症の医師を標榜していなくても、血液の正確な治療ができる先生に出会えて

本当によかったです。

 

 

 

 

 

血液検査

不妊の原因の3分の1を占めると言う不育症ですが、

これは血液からわかるその人の体質であるため、

不育症を治療します!と標榜する医師もありがたいのですが、

良い先生を知っている方のご尽力のもと、

血液内科の先生を紹介していただきました。

外来は依頼があるときだけ行い、普段は検査・研究を行っている血液内科の専門の先生です。

 

不育症の検査、

抗リン脂質抗体

DーDダイマ

第12因子

 

など、全く何を測られているのかわからない物ばかりで、

基準値外であれば異常、

と検討つけるくらいでした。

 

流産後初めて検査をした慈恵大学病院では

「アンチトロンビン低め、12因子あり」

で、

じゃあアスピリン飲んでくださいね。

で経過観察。

ただ、アスピリン服用した体で採卵すると、

卵巣穿刺したとき血が止まらないとクリニックで言われ、

中断。

 

その後2020年4月に転院した両角クリニックでは、

「総合的に体を診ていきましょう。日医大の先生良いですよー」

と言われて、再度不育症検査をしに日医大へ行きました。

 

そこでの検査後は、

「12因子あり(固まりやすい?)、血小板凝集能低値(固まりにくい?)」

で、

アスピリンを服用すると、血小板凝集能の低さを促進させてしまうため、

やることはありません。」

との診断でした。

 

慈恵医大と日医大の先生で診断や服用する薬に違いがあるのは

ままあることなんでしょうけど、

 

薬は側面的な症状をみて服用するのは絶対NG !なんでしょうね。

服用を継続するのは、

その体に対して服用するための裏付けになる体質がなくてはならないもので、

それくらい薬と言うものは慎重に服用するべきものだと思いました。

 

で、最近の血液事情、次!

不妊治療費 調査されている方へ

1.採卵まで

1-1.

生理3日目診察

排卵誘発決定

毎日の自己注射にかかる注射代 ¥5,000-10,000/本

↑多分どこも定価、次の診察日までの日数分処方

 

エコー

血液検査(FSH/LH/E2/PRL) クリニックによって差額あり

再診料 ¥1,100

 

私はお安めの注射のため4万円ほど

 

1-2.

生理7-8日目診察

1-1. に加えて、この頃から排卵抑制の注射を追加 ¥7,000くらい

 

1-3.

生理10-12日目診察

 

採卵日決定

卵子成熟のためのトリガー処方

 

ここまで平均12万円ほど。

 

2.採卵

採卵技術費用

媒精、顕微受精、胚盤胞培養→ 35万円ほど。

顕微の必要のない夫婦や、胚盤胞凍結の希望なく3日目分割胚の新鮮胚移植へ進む場合は

マイナス10万円ほど。

 

3.移植

移植、AHA(凍結の場合は2.の段階で行い、新鮮胚の場合は移植時)

着床しやすい工夫を施していただいて15万円ほど。

 

※PGT-A 染色体数の異数性検査。6-10万円/胚盤胞1個

流産防止のため行う検査。流産して回復をはかり、Hcg値が下がり切るまで半年かかることもあり、時間との勝負をしている妊活世代には、流産は致命的かもしれない。

 

 

こんなことを繰り返していると半年で300万円なくなりました。

 

 

https://www.kochinews.co.jp/article/401149/

Duo Stimという採卵

その名の通り、二度の刺激。一周期中に二回採卵をします。

生理三日目は採卵するため診察の基本ですが、

その時に見えている卵胞だけが一ヶ月中一回の採卵チャンスではないということです。

 

6月に、仕事の事情で一ヶ月おやすみしようとした時、

院長先生からは

「今が一番若いし、この年齢なら産まないとダメ!」

「一月見送ったらまた歳を重ねることになるのですよ。」

 

と、愛ある真実の言葉をかけられました。

と言っても6月は勤務の都合つけられない事情もあったので、

お言葉を心に留め置いて見送りました。