血液検査 その2
前回の記事で、
良い先生を知っている方のご尽力のもと、血液内科の先生を紹介していただきました。
外来は依頼があるときだけ行い、普段は検査・研究を行っている血液内科の専門の先生です。
と書き出して、この先生に行き着くまで書こうとしたんですが、
息切れしてパブリッシュしてしまいました。
2020年4月には一段落していた不育症の検査結果ですが、
しっかり解決しなきゃ!と思ったのは10月に行った、会社での健康診断結果を受けてです。
赤血球の数値が低く、再検査との結果が返ってきました。
健康診断を受けたクリニックではなく、血液内科のある病院を探して、
山王病院に行くことにしました。
山王病院で赤血球を検査した時の値は正常。
他の検査で血液が凝固するまでの時間が少し速いため、検査する際の血液が固まり、
赤血球数が少なくなったのでしょう、と言うことで、赤血球の問題はクリアとしました。
先生がとても優しい方で、
「ところで、不育症の検査結果について、何も処置できないと言われて困っているのですが・・・」
と半年以上前の検査結果を持って切り出したところ、検査を更に追加していただき、APTT、PTT・・あと色々おっしゃってましたが理解できなくて忘れた項目複数といった検査をしてもらえることになりました。
その上で、
「凝固専門の医師を紹介します」とのことで、
済生会へ行くことになりました。
はい、次
済生会病院にて
凝固に詳しいと言う先生にお会いしました。
ここで初めて、血液とは何かと言うスタートを切れたような気がします。
Ⅻ因子が、フィブリンとなるまでどのような働きをしているのかを説明していただきました。
血液検査で見るものは、タンパク質と細胞に分けられているため、
細胞に関する「活性」について追加の検査もしましょうとのこと。
妊娠時に投薬をするかどうかは、
血液からくる自分の体質を医師に正確に知っておいてもらうこと、
その上で適切な治療ができると言うことですね。
こちらも安心感が違います。
不育症の医師を標榜していなくても、血液の正確な治療ができる先生に出会えて
本当によかったです。