採卵後、途中経過確認

採卵後に設けられている、患者から培養室への受精確認や凍結確認の電話をするときの気分はと言うと、、、

クリニックによってタイミングはいろいろですが、

なんにしても胚の成長とは

努力したから大丈夫!といった自分への言い聞かせなど

全く、どの言葉も当てはまらないままに試験の合否発表時間になるようなものです。

 

自分の手を離れたと言うか、別の人間への思いと言うものを

早々に教えられている、といった気分でもあります。

 

今日のわたしで言うと、

メラトニンサプリがそろそろ体質改善に影響してきた時期だから大丈夫かも。

緊急事態宣言で、ジムで汗を流すことがなくなったから血流悪くて卵子の質イマイチかも。

 

などぶつぶつ言いながら電話をかけました。

 

「3個中、1個の受精確認ができました。」

 

なんと、早くも生存競争から脱落した二人の卵。。

 

そして迎える三日目。

この日は分割確認の電話をする日には設定されていないのですが、

今回の採卵は右の卵巣を深く刺したとのことで、

経過を炎症反応の血液検査とエコーで診てもらうことになっていました。

 

そこで見せてもらえたのが、分割3日目までのタイムラプス映像。

8分割のG1で、

よく各クリニックのサイトで見かける、

フラグメント全くなしの美しい均等割球群の姿がありました。

 

「これはわたしの希望通り3日目で凍結するんですか?

(いやこれ頑張って胚盤胞いくんじゃないか?3日目凍結のお願いしてしまったああ、なんて言おう。。。)」

 

「いえ、受精時が2.1PNの受精だったので、凍結はしないで5日目まで育てます。」

 

この卵さんの運命は3日め凍結と言う選択肢はないと言うことになります。

 

と言うところまでは理解できたのですが、

2.1PN?????

2PNといって雄の核と雌の核ができてそれが正常受精であることは知っていましたが、

そんな現象があるとは。。

 

IVF学会や両角先生のブログを拝読したところ、

体外受精全体の2.8%に現れる現象って。

すごいなー。

珍しいなー。

 

これがポジティブなことなのかネガティブなことなのか、

原因はなんなのか、

ネット見た限りではよくわかりませぬ。

 

またこの経過が進んでいって、

PGT−Aまでできて、

結果が出たら、

このブログもレア度が増すことでしょう。

 

いや、レアさはなくてもいいから、

幸せな結果にたどり着きたいです。

 

今も幸せですけどね。

家族を作ろうとして行動できると言う全てのことが。