流産を自覚的に悲しむ時間

身体的な痛みが一段落すると、精神的な追い込みがやってきました。

 

やはり身体的な強い痛みっていうのは、

煩悩とか人への怒りとか、全て忘れますね。

 

もう人に構う余裕なんてない。

ってとこです。

 

体も楽になってきた今日この頃、

そういえば泣いてなかったな、と思い

 

流産した人向けの歌やショートムービーを動画サイトで拝見しておりました。

 

コウテイペンギンの子育てみてるだけで泣くわ。

親自身の苦労なんか考えてる暇もなく、

ひたすら飲まず食わずで卵を暖める雄ペンギン。

ご飯を取りに行く雌ペンギン。

この夫婦、協力しないと。。。

死にますね。

 

そう思うだけで涙がでる自分は、

ホルモンがまだ乱れてるんですね。

 

世の中、なんでもホルモン

なんでもストレス、

と原因固めてしまうのはもう面白くない。

 

やっぱり私は悲しいんですね。

人生初の体験。

つわりが苦しくて妊娠してることを自覚して

苦しくなくなったことで、お腹に誰もいなくなったことを感じ取った。

 

おそらく、平均的な症状よりも苦しいつわりを経験したのは、

心の痛みを紛らわせてくれるための必然だったのかも知れません。